刺し子初心者 7作目 一目刺しの花ふきん 桜の花

前回の刺し子の記事から、ずいぶん間があいてしまいました。

刺し子をやっていなかったわけではなく、前回の「霰亀甲」を終えてすぐにとりかかった「桜の花」の花ふきん、完成させるのに約2カ月もかかってしまいました。

目次

一目刺しの花ふきん 桜の花 

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明るい可愛いかんじのも刺してみたいと思い、なんだか大変そうだなとは思いましたが、やってみることにしました。

今回は、刺し子糸、刺し子針も入っているキットを購入しました。


刺し子糸は、オリムパス刺し子 2番 生成 で、4かせ入っていました。

刺し子針は、こちのキットに入っているものは使用せず、アシェットの「はじめての刺し子」についていた短い刺し子針を使用しています。

こちらの針の方が手になじんでしまっているのもありますが、

キットに入っている針は、手に取ったときに針が太く感じて好みではないのです。

今回は、はじめての「一目刺し」です。

「一目刺し」とは、刺し子の技法のひとつで、一定の針目で縦、横、斜めと同じ方向を順に刺していく技法です。

一度どんなものか、チャレンジしてみたかったので「わーい」と深く考えずに始めました。

布を仕立てる~縦を刺す

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今回も、説明書通りに、

布を中表に、図案の外枠から1.5cmのところを「わ」にして仕立てました。

外枠を縫い、次に縦の線をひたすら縫っていきます。

端まで刺したら、布と布の間に糸を通して折り返します。

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縦線を全部刺し終わりました。

これは、後で思ったことですが、

縦線を刺す時は、印刷している線の上目いっぱい刺さずに、横、斜めの線と重なる部分はほんの少し短めに刺せばよかったと思いました。

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裏側です。

真っすぐ刺すだけなのに難しい。線がガタガタです。

横を刺す

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横線を全部刺し終わりました。

この時点では、桜の花は消えて、ラーメン屋さんの柄みたいになっています。

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裏はこんな感じ。

針目がガタガタで、少し悲しく思いながら刺してました。

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縦線、横線まで刺した状態のアップ

斜めを刺す


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斜め線を刺し終わりました。
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桜の花と花の間の小さな四角が、それぞれ自由すぎて絶望しています。

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裏側はこんな感じ。

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一生懸命やってはいるのです。

もう片方の斜めを刺す


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もう片方の斜め線を刺して、あともう少しで完成~という状態の写真です。

桜の模様が浮き上がってきて、花のところがふっくらしているのが嬉しい。

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裏側です。

完成

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 糸は、水洗い後に切ります。

この状態はまだグレーの印刷線も残っていて、疲れ切った感じです。

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裏側です。

水洗い~アイロン後

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無事完成してうれしいーー。

うれしいーんですが、桜の花が「カクカク」していますね。

パンフレットの写真の桜は、ふっくらと愛らしいんです。

手に取ってみると4かせも使っているので厚みがありふっくらしています。

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裏側、糸が渡りすぎてどうなるんだろうと思っていましたが、手に引っかかることもなくおさまっています。

反省点・振り返り

今までの模様刺しと比べて完成するまで時間はかかるだろうとは思っていましたが、予想以上にかかりました。

毎日チクチクしてはいたのですが、刺しても刺しても進まない感じで長い道のりでした。

今回難しかった点は、「糸の継ぎ方」で、

説明書には、3針すくい縫いで糸を止め、新しい糸で3針かぶせ縫いにして刺し進むとるのですがこの方法だと、目が離れている箇所が多くて、

私にはどうにも難しく悩みながら刺していく中、途中から、刺し終わりも刺しはじめも、一目返し縫いで糸が抜けないようにして刺し進めて行きました。

また、斜め線は全部普通に刺すのが本当なのかもしれませんが、それだと裏側にあまりにも糸がわたりすぎるのではと思い、

花と花の間の小さい四角の上下の箇所だけ布間に糸をくぐらせることにしました。

糸をくぐらせるのが結構大変で、「なぜ自らいばらの道をえらんだ?」とちょびっと後悔しつつも気長に頑張りました。

なので、私の裏側は見本の例よりも糸の渡りが少ないです。

大変だったけど達成感もあり、この「桜の花」を刺してよかったなあと思います。

もう少しきれいに刺せればよかったのにとも思いますが、

これからも、どんどん刺して「きれいな目」が刺せるように頑張ろうと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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